ニッサン ブルーバード

だましだましトゥデイに乗っておりましたが、日に日に調子が悪くなっていきました。かといって、車を買うお金なんぞありません。

「どどど、ど〜するよ俺!!」

なんて茨城の空の下、一人でオロオロしていると実家から電話がありました。

「車を買い替えるので今乗っている車が欲しいならあげるぞよ。」

ありがたい話です。愛着たっぷりのトゥデイとのお別れはとても辛かったのですが、身に迫る危険を感じていた為、実家のお下がり車に乗り換える決心をしたのでありました。

こうして3代目の車“ニッサン ブルーバード U12型(7年落ち)”に乗り換えたのでありました。

発売当時、アテーサなる4輪駆動システムを搭載したモデルもあり、なかなか気合が入ったラインナップ
でありました。私にとって、ブルーバードが一番輝いていた時代です。
(その後、モデルチェンジの度に没落していく様は見るに耐えないものでありました・・・。)

私が譲りうけたのはツインカム16バルブエンジン搭載ハードトップモデルでした。1800ccの軽快な
エンジンは、常磐道を走り抜けるのには十分なパワーでした。オートマ車なので、左腕と左足が
なんだか寂しいという以外は快適そのものです。

「一生ブルーバードと走り続けるんだ〜!」と心に誓って半年が過ぎた頃、エンジンが焼けて
廃車になりました。

お別れは突然やってきます。どうやら冷却水が腐っていたようです。日頃の整備は大切です・・・・

実家でアニキに通勤用として使用されていた引退直前のトゥデイを一時的に借りる事にしました。
久しぶりに再会したトゥデイの病状はさらに進行しており、エアコンが使えない状態になっておりました。
ボディの歪みも増している気がします。高速乗って大丈夫なんでしょうか?
この頃のブルーバードは、ラリーベース用のSSS-Rという硬派なモデルなども販売されておりました。
実家が車を買うとき、私は親に「SSS-Rにしようよ〜。」といいましたが、当然のように無視されました。
グリルに埋め込まれた大きなフォグランプがカッコ良かったです。